1: 擬古牛φ ★ 2015/08/31(月) 14:33:58.41 ID:???
★原発と国家 番外編 アトムの涙 手塚治虫が込めた思い (下) 原作を読むきっかけに

 東京電力福島第1原発事故の後、インターネットの掲示板などに「鉄腕アトム」への批判的な意見が相次いだ。
多くは「原発のイメージアップに加担しているのではないか」という書き込みだ。
 手塚治虫の長女(48)は不安に駆られ、何度も声を上げそうになったが、そのたびにファンが反論して"疑惑"を打ち消してくれた。

 有名なアトム誕生のエピソードからして「父の思いがよく出ている」と長女は言う。
 わが子を失った天馬博士が悲しみのあまり、息子そっくりのロボット、アトムをつくる。
博士は最初は喜んでかわいがるが、成長しないアトムにいらだち、ついに追い出してしまう...。
 「幸福のためにあるはずの科学技術が、人のエゴや欲でゆがめられてしまう。アトムはいつもそのはざまで悩んでいるんです」

 米国が行った核実験で被ばくした「第五福竜丸」が海に浮かんでいる。
 アトムに向かって「この原子力ロボットめ、死の灰を降らせるな!」と叫ぶ村人たち。
涙を浮かべたアトムに、手塚はこうつぶやかせている。「ボクは正義の味方だと思っていたのになあ」

 「アドルフに告ぐ」「グリンゴ」など手塚は後年、社会派の作品を残した。
時流に敏感な手塚が生きていたら、原発事故から着想を得て、シリアスな人間ドラマを描いたに違いない。

 「なのはな」「プルート夫人」など、福島の事故後、原発をテーマにした作品を次々に発表した漫画家の萩尾望都(63)は、
「鉄腕アトム」が原発と関連づけて語られることにやるせなさを感じ、こんな「アトム最終話」のあらすじを考えた。

 原発の事故直後、アトム、コバルトの兄弟と妹ウランが一緒に、放射性物質の除染のために福島に向かう。
3人は発電所内で除染を終えた後、壊れて動かなくなる...。

 「その物語を、いつか私に描かせてほしい。(福島の現状を見て)手塚先生は、きっと許してくださると思うんです」(大津薫、文中敬称略)

47NEWS http://www.47news.jp/47topics/tsukuru/article/post_106.html




19: 名無しさん@70周年 2015/09/01(火) 17:48:43.22 ID:Sp6DVIRZQ
>>1

日本の敗戦時に「これで、自由に好きなものが描けるんだっ」
と1ページ大で泣き顔でわめいた手塚氏には、「少年H」並みの
愚かさ、ご都合主義、偽善しかない。 同じ医学生であった
山田不風太郎氏の「戦中派不戦日記」における日本人の誠実を見よ。
このイカレタひゅーまにずむはその後の里中満知子などに軽傷される。
かれは白戸三平のチョウセン史観に共鳴していたね。




3: 名無しさん@13周年 2015/08/31(月) 14:52:08.26 ID:NVguwAEpL
核融合で動いているアトムが除染するだけで壊れるのかー
脳みそ取り出して洗った方がいいね




4: 名無しさん@13周年 2015/08/31(月) 15:00:12.37 ID:UaiD70yV4
>>3
原発が核分裂で、
アトムの動力が核融合なら、
矛盾はないだろう。




5: 名無しさん@13周年 2015/08/31(月) 15:04:42.23 ID:zo91NB8fz
いや、そこはさぁ

アトムは原発事故の除染作業をかって出た。
もともと原子力で動き、制御回路には真空管が使われているアトムは
高放射線環境下での作業にもびくともしなかった。
原発建屋内の瓦礫を運び出し、必要な機材の搬入、
高濃度汚染水の汲み出しにも精を出した。

作業をすればするほど、アトム自身が放射性物質で汚染されていく。
最初はアトムに感謝し、ねぎらっていた人間たちも、
ついにはアトムに近づくことすらできなくなってしまった。
アトム自身が、人間にとっては放射性廃棄物になってしまったのだ。

それを悟ったアトムは、地中深くまで穴を掘り、自身を埋める決意をする。
穴に身を投じるアトムは、一言だけ
「ボクは正義の味方だと思っていたのになあ」
という言葉を最後に最後に残した。

じゃないの?




7: 名無しさん@13周年 2015/08/31(月) 15:30:17.99 ID:tsbJqUn8u
>>6
元素としての鉄、と言っても関連が分からないレベルだと>>4を推測。




9: 名無しさん@13周年 2015/08/31(月) 16:09:30.46 ID:kFntypnNE
この人の作風だと美少年のアトムと美形のコバルトの絡みしか見るものがない

【萩尾望都が描きたい「鉄腕アトム」最終話 事故直後の原発にアトムらが向かい発電所内で除染を終えた後、壊れて動かなくなる...】の続きを読む