写真:「進学率100%」などとPRする日本語学校「JAPAN国際教育学院」のパンフレット=和田大典撮影
日本語学校「JAPAN国際教育学院」(福岡県直方=のおがた=市)による不法就労 助長事件で、理事長のA容疑者(52)が「アルバイト先は100%保証する」と PRして、留学生を勧誘していたことが関係者の話で分かった。勤務地が遠方の留学生は 学校のバスで送迎していたことも福岡県警の調べで新たに判明し、学校側が留学生に日本語の 勉強ではなく、アルバイト中心の生活を送らせたとみて調べている。
A容疑者は、学校の会長で実質経営者のU容疑者(57)ら2人と共謀し、 2015年4?11月、ベトナム人留学生4人に、アルバイト先を紹介し法定の上限 (週28時間)を超えて働かせた疑いで23日、逮捕された。
関係者によると、A容疑者は入学希望者に対し「アルバイトを考えると、うちを選んだ 方がいい。直方周辺の工場のアルバイトはほとんどうちの留学生が占めている」などと勧誘。 その後、学校側は実際に地元の食品加工工場など約50社の就労先を紹介し、工場が遠い 場合は学校からバスで送るなどしていた。県警は留学生約180人の大半が、上限を超える 時間働いていたとみて調べる。
学校はホームページ(HP)やパンフレットで「希望進路への進学 進学率100%」などと 手厚い指導態勢を強調。しかし、実際には「働き過ぎで授業中は寝ている学生も多かった」 (捜査関係者)とされる。
学校は入学の際、留学生に「日本国の法律と規則を順守し、(不法就労など)在留資格 以外の活動を行わない」と書かれた誓約書にサインさせていた。さらにHPにアップされている 「学院規則」にも「アルバイトは(法定の)1日4時間、週に28時間まで認められている」と 制限時間を明記。「日本の法律・条例に反した学生」は除籍処分にするとも記載している。
県警は、学校が対外的には法令順守を意識しているよう装いながら、意図的に違反を繰り 返して、海外から多くの留学生を集めていたとみて3人を追及している。【吉住遊】 )
毎日新聞2016年1月30日 15時30分(最終更新 1月30日 15時50分)
http://mainichi.jp/articles/20160130/k00/00e/040/284000c
流出したら法人毎問われるのに、リスクを知っててやってるんだから
たちが悪いなw
違法民泊ビジネス、医薬品不正販売、外国人技能実習生・留学生銀行口座売買
情報提供先電子メール又は,最寄りの地方入国管理官署に直接御連絡ください。
何かあったら関係者は責任取れ
バス事故の件といい、一度認可した連中へのチェックや罰則が甘すぎる。
【福岡の日本語学校「バイト先100%保証」 留学生を勧誘、アルバイト中心の生活を送らせる】の続きを読む