1: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)19:29:43 ID:4tZjJezC2
俺のスペック
19
大学生
チビガリ
フツ面
神社行くの好き
怖いの大嫌い

書いてく




2: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)19:34:19 ID:4tZjJezC2
この前の春休みの事だった。
俺は親戚の家に旅行に行った。その親戚の家は、けっこうな田舎にあって、周りがもう山、山、山だった。
まあそんなとこには色々伝承があったり、曰く付きの物もけっこうあった。
要するにビビリな俺にとっては滅茶苦茶悪条件だ。




3: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)19:37:59 ID:4tZjJezC2
そんな事はお構いなしに、親戚のおじさんは俺を森の中へ昆虫採集に連れて行ってくれた。ガキじゃないんだが、まあカブトムシとかクワガタとか嫌いじゃなかった。
おじさんが連れて行ってくれた森は、これでもかってぐらい木が生い茂っていて、本当に日本かと疑うくらいの自然だった。




4: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)19:42:51 ID:4tZjJezC2
だいたい昆虫採集って夏にやるもんじゃないかと聞いてはみたが、「春にしかいない昆虫をとるんだよ」とおじさんは言った。そんなんいるのか。

だが、ここで問題発生。
俺は偶然、土の中から出ている何かの幼虫を発見!たぶんカブトムシのだったと思う。
しばらく観察して、持って帰ろうと思いカゴを持ったおじさんに声をかけようと顔をあげる。
だが、そこにおじさんの姿は無かった。
これが元凶だった。




5: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)19:49:37 ID:4tZjJezC2
俺氏一気にオロオロする。
広大な森に1人取り残される恐怖、味わってみればわかると思うが、滅茶苦茶怖い。
と、いうわけでケータイで連絡を取ろうとしたが、おじさんはケータイを持っていない事を思い出す。続いておじさんの家に電話をしようとするが、番号を聞いてなかった。
今思うと、実家に電話しておじさんの家に連絡を取ってもらえばよかった。




6: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)19:58:39 ID:4tZjJezC2
そして俺、超大☆失☆敗。
そこで待っていればおじさんが戻って来てくれたものを、俺はおじさんに追いつこうと、森を進んでいった。
かなり怖かったが、とにかくおじさんと合流しないといけないという意識が強かった。




7: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)20:02:10 ID:XW7r7OMm7
fmfm

8: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)20:04:08 ID:4tZjJezC2
俺が森の中を進んでいると、目の前にでっかい石が出現。河原の石を2mくらいにでっかくしたようなものだった。



9: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)20:10:36 ID:4tZjJezC2
はいここで俺氏またもや大失敗。
そのあまりのでっかさに、俺は思わず石に触ってしまった。苔がむしていて、ひんやりとした感触が………………すると思ったが、その石はものすんごく冷たかった。まるで氷。軽く凍傷負えるレベル。




10: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)20:14:51 ID:MGhxTKY55
わーそりゃたいへんだー




11: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)20:22:32 ID:4tZjJezC2
「おしょっ!?」
変な声が出たが、音の速さで手を離す。かなりビックリして、腰を抜かした。
辺りが急に寒くなるもんで、怖くなってダッシュで来た方向へ戻った。たぶん人生で一番速く走っていた。
森は案外簡単に抜けられた。獣道って本当に頼もしい。




12: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)20:30:37 ID:NAxN8teKD
ω・`)尻切れはやめてね……




13: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)20:42:11 ID:4tZjJezC2
家に戻ると、おじさんが既にいた。俺が消えていたので、家に帰ったのかと思ったらしい。俺はかなり怖い思いしたんだぞこのじじい。
とにかくおじさんにさっき起きた話をした。
すると、おじさんは「やっちゃったの」と言った。それに俺は「は?」と返した。




14: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)20:45:49 ID:4tZjJezC2
おじさんは説明してくれた。
森の中にある大きな石は、その中だか下だかに、悪霊を封じ込めているのだと。
それは拝んだり、触ったりすると目を覚ますというのだ。
つまり俺は、その悪霊を“起こして"しまったらしい。




15: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)20:51:28 ID:4tZjJezC2
滅茶苦茶ビビっていた。
膝はガクガクしてるし、嫌な汗も流れていた。
本当に((((;゚Д゚))))って感じだった。
どうすればいいのかと聞くと、鎮めるしかないなぁ、とおじさん。




16: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)21:01:58 ID:4tZjJezC2
とりあえず夕方になっていたので、明日になったら森へ行こうという恐怖の一夜が始まる。
怖いのでおじさんと同じ部屋で寝させてもらった。
悪夢を見る事は明らかだったのだが、それはカカオの海に飲み込まれるという、馬鹿げた悪夢だった。
それはせめてもの救いだった。



17: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)21:06:12 ID:4tZjJezC2
翌朝起きると、おじさんが既に出かける準備をしていた。という訳で俺も支度をする事に。
何故か、鏡の中の俺に、黒いモヤがかかっていた。
森に入る前に、神社へ行ってお参りをした。




18: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)21:14:36 ID:4tZjJezC2
おじさんは何やら水筒のようなものが入った紫色の袋を俺に渡した。
ついに森へ突撃。
正確な場所は、おじさんが知っていた。
前日来た時には、着くのにかなり時間がかかっていたのだが、案外アッサリ到着できた。前日はかなりの遠回りをしていたらしい。
そして再びあのビッグストーンが現れた。
辺りの気温はかなり下がっていて、異世界に迷い込んだようだった。



19: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)21:26:49 ID:4tZjJezC2
おじさんが「布から出して、捧げるんだよ」と言うから、俺は先ほど渡された袋に目を落とした。よく見ると、それは布でくるまれた日本酒だった。日本酒って悪霊に捧げる物なのか?と考えたが、とりあえずその石のそばにおいてみた。
すると、どこからか「シューッ………………」と低い音が聞こえた。蛇だ。蛇の声だ、と直感でわかった。
その悪霊が蛇なのだと、理解できた。



20: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)21:29:40 ID:4tZjJezC2
するとおじさんが何やら意味不明な呪文(?)を唱え始めた。内容はよく覚えてない。
すると、唱え始めた1分後くらいで温度が元に戻った。
緊張が切れた俺は、「ふっ」と安堵の息を吐いた。



21: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)21:34:17 ID:4tZjJezC2
俺達は安心して家に戻った。
その後、数日立ってから、俺は自宅に帰った。

ここまではよかった。




22: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)21:38:23 ID:4tZjJezC2
時間は現在になるんだが、今家の周りに異様な数の蛇がいる。
都会の真ん中のアパート住みなのに、何故か部屋の前に蛇が大集合している。シャーシャーうるさい。すごく。
どうしようこれ。本当に困る。




23: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)21:39:40 ID:4tZjJezC2
たぶんアレが関係あると思うから立てて書いた。
なんか対策とかない?




24: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)21:40:55 ID:4tZjJezC2
   *      *
  *   + 釣りです
     n ∧_∧ n
 + (ヨ(* ´∀`)E)
       Y   Y    *




25: 名無しさん@おーぷん 2014/05/14(水)21:41:56 ID:4tZjJezC2
いやホント今までの釣りだから
気にしないでね
嘘だから
そんじゃ
寝るわ



29: 名無しさん@おーぷん 2014/05/15(木)07:13:28 ID:HJ2bECjRC
ワロタw気短すぎ